シンジの思い出

全部自分の話

バンドしたくなった。

大事な模擬試験が終わりました。
思っていた以上の結果が出たので、
嬉しくて先生とハイタッチしようとしましたが上手くいかず、フェイントの掛け合いみたいになって恥ずかしい思いをしました。

先日金欠の友達がいたので、急に正義感が働いて
そのサイフの中身を、2倍にして差し上げるべく行動に出ました。
早速、夜中に作業を開始し、プレゼントを作成。
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この手紙に、お金を挟んで差し上げようという作戦です。
この、肌色なのか毛がないのかわからない猫がプレゼントを踏み潰している絵は、
「つまらないものですが。」という意味らしいです。
たしかブラック過ぎる絵本を描くことで有名なエドワードゴーリーさんの絵だった気がします。

中を開けるとこうなります。
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上にねぎらいの言葉。

そして左からパパイン、コイン、コインが顔を出します。
※パパインはパイナップルに含まれる成分で、お肉を柔らかくしてくれるそうです。
(※って思ってたらパパイアの成分でした。普通に間違えました。恥ずかしい。)

なぜコインを3枚並べず、パパインを置いたのかと言うと、この手紙自体が100円以上したからです。
パパイン自体に意味はありません。
あったから置いただけです。

これを受け取った友達は泣いて喜んでいました。
いや、泣いてはいませんでした。
普通に喜んでいました。
もともと優しい友達ですが、
これを差し上げた日から、さらに優しくなりました。
優しくなり過ぎて、たった200円しかあげなかった事が申し訳なってきます。
逆にってやつです。

本日は別の友人がバンドをするという事で、ライブハウスに遊びに行きました。
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かなり本格的に夢を見て頑張っているバンドさんが多かったです。
参考にしたいと、観客にアンケートを取っているバンドもありました。

そのアンケートに、一緒に見に行った友達が、悪い所を長文でボロッカスに書いていたのをみて、気の毒に思いました。
たしか「30歳なのに、高校生みたいな曲作らないでください。本当にバンドやめてください。」みたいな事をもっとキツめの言葉で書いてた気がします。
自分がそう言われたら、その場で泣き崩れると思います。

しかし今思えば、相手を傷付けないように、無難で偽善的な意見を書いた僕なんかよりも、彼はよっぽど現実的で優しいアドバイスをしたようにも思います。
「厳しさ」と言う名の優しさを、
今日は見る事が出来ました。
ありがとうございました。