シンジの思い出

全部自分の話

初めてMRIとった話。

どうも、シンジです。
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前回の頭痛外来から飛ばされて、脳のMRIをとりました。
結論から言えば、まったくなんの異常もありませんでした。

その日は友達に誘われたわけです。
「一緒にハローワーク行こうぜー!」
と。気楽なもんです。
そんな「ノリで遊びに」な誘われた方をされた僕は、その誘いを心苦しく断ります。
「ごんめー!今日脳のMRIとるんだー!
ほんとごんめー!」

その瞬間、急に冷めた口調で「え、ガチじゃん。大丈夫?」と心配しだす友達。

僕としては、「遊び(ハロワ)を断る理由が、結構ガチでヤバイ」所なんかを、もっと楽しんで欲しかったのですが、どう考えてもその反応が正しい。
友達からすれば僕の発言は、脳に一物あるかもしれないと、そう聞こえたはずです。
まぁ最悪そうなんですけど、そんな重苦しい感じで検査を受けるわけじゃない事だけ伝えたかったので、
「ほんと大丈夫!ほんと全然大丈夫な奴だから!まじで心配とか全然しなくていいから!」と、今すぐ池に突き落とされそうなフリを仕掛けてしまい、余計に心配させてしまいました。


病院に着いた時、僕は緊張していました。
何故ならMRIは初めてだからです。
しかも無防備に寝ている時は、誰かに襲われるイメージしかありません。(映画の見過ぎ)
しかも噂によると、ものすごくうるさい音が、絶え間なく鳴っているという話まで聞きました。

これは、怖い。
せめて音の正体だけでも調べて、恐怖を軽減させようと、「MRI 音 なぜ」で検索。

ほうほう。MRIは磁力を利用した機械で、いろいろな磁場を体に当てたり当てなかったりして画像にするもの。その際仕方なく音はなってしまいます。か。

なるほど。仕方ないんだね。
絶対不可避な存在なんだね。
なっとくなっとくー!

さて呼ばれたのでMRI室に入ります。
磁力を使うので、金属類は全て外します。
映画で、敵の持っているピストルが、MRIの内側に張り付いているシーンを思い出しながら注意事項を読みます。「体にボルトや固定具、差し歯や入れ歯がある方は注意」
これを見て、新たな不安がよぎります。

僕、銀歯が凄いぞ。(量が)
奥歯とかほぼ銀歯なんだけど。
口内ターミネーターなんだけど。
磁石に引っ張られて全部取れないか。
頬、突き破ってこないか。
やばい、そんなグロい事になりたくないぞ

恐る恐る看護師さんに言ってみます。

僕「(僕は)銀歯が凄いんです。」
看護師「大丈夫です。」

よかったぁ。大丈夫なんだぁ。
なんか冷たくない?まぁいいかぁ。

寝っ転がって頭固定されて、なんか握らされて機械が僕の頭に覆い被さります。
そして音が鳴り始めます。

MRIはなかなかしんどい検査ですね。
1番は動けない所がきついですが、
不安を掻き立てるような音が、いろいろなパターンに姿を変えて襲って来る所もきついです。
看護師さんに耳栓を頂きましたが、意味あるのかわからないぐらい音がしっかりしますね。
しかし20分も聞いていると慣れてくるもので、「あ、この音はラだな。」とか「こっちの音はファかな?」と絶対音感ごっこをして気を紛らわせる事に成功。
おすすめです。
僕は絶対音感持ってないので全部てきとうですけど。

終わって画像を先生に見てもらいましたが、なんの問題もない綺麗な脳だと言われて安心しました。
はい、これ目玉ね。と先生が見せてきます。
ほんと全部見えてるやん。
やめて!なんか恥ずかしいから!

最後「しっかり脳使ってやってね。」と、意味深な事を言っていたような気がします。
「いや使こてるわ!」
と突っ込めば良かったのか?
いや、実際使ってないからあんまり突っ込めないな。

そんなこんなで、MRI初めてやる人は、以外と長い時間動けない事を覚悟してくださいねというお話でした。